今回は建築学の一般構造から荷重の風圧力について書いて見ます。
風圧力は、速度圧(q) に風力係数(Cf) を乗じて求めます。
風圧力=q・Cf
q=0.6EV0^2
E:周辺の建築物などの状況に応じて算出した数値
V0:風速
風力係数は、建築物の形状や風向きによる係数です。外圧係数と内圧係数から算出されます。金網や金網状の構造物の風力係数も定められています。

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今回は建築学の一般構造から荷重の風圧力について書いて見ます。
風圧力は、速度圧(q) に風力係数(Cf) を乗じて求めます。
風圧力=q・Cf
q=0.6EV0^2
E:周辺の建築物などの状況に応じて算出した数値
V0:風速
風力係数は、建築物の形状や風向きによる係数です。外圧係数と内圧係数から算出されます。金網や金網状の構造物の風力係数も定められています。
今回は建築学の一般構造から荷重の固定荷重、積載荷重、積雪荷重について書いて見ます。
固定荷重
構造物自体の質量による荷重をいいます。
積載荷重
人間、家具、物品などによる荷重で、室の用途によって規定されています。ある部屋の床の積載荷重は、構造計算をする対象(@床、A大梁、柱など、B地震力)により異なります。
その大小関係は、床>大梁、柱など>地震力です。
積雪荷重
積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積とその地方における垂直積雪量を乗じて計算されます。積雪の単位荷重は、多雪区域の指定のない区域においては、積雪量1cmごとに20N/u以上とします。多雪区域では、国土交通大臣が定める基準に基づいて定めます。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が60度以下の場合は、その勾配に応じて低減し、60度を超える場合においては、零とすることができます。
今回は建築学の一般構造から鉄骨構造の溶接について書いて見ます。
溶接する箇所を溶接継目といい、溶接継目には、突合せ溶接(突き合わせた母材に開先を作り、そこを溶着金属で埋めて接合する溶接継目)、隅肉溶接(隅角部に溶着金属を持って接合する溶接継目)、部分溶込み溶接(母材が完全に溶け込んでいない突合せ溶接部)があります。
突合せ溶接(完全溶込み溶接)では、十分な管理が行われている場合、その許容応力度は、接合される母材の許容応力度とすることができます。突合せ継手の食い違いの誤差は、鋼材の板厚に応じて決められています。
隅肉溶接は、接合する母材間の角度が60°以下、または、120°以上である場合には、応力を負担させてはなりません。隅肉長さの有効長さは、溶接全長からサイズの2倍を引いた値です。
部分溶込み溶接は、せん断力のみを受ける場合に使用でき、溶接線と直角方向に引張り力を受ける場合や溶接線を軸とする曲げを受ける場合には、使用できません。また、繰り返し応力を受ける箇所にも使用できません。